プラートの商人
船が失われると、妻に向かって、
その知らせを隠すどころか広めるように言いつける。
そうすれば彼は貧乏になったと思われて、
税金がやすくなるだろうというのである。
「すべての友人にわたしの事情を知らせてくれ。
海で捕まった4~5隻のガレー船には、
うちの全財産の半分が載せてあったと、
そして神のお助けがなければうちは破産だと。
そういうよい知らせがあるのに口をつぐんでいてはいけないよ」
(プラートの商人 p173)
悪い知らせも利用する
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