« モンティ・ホール問題 16 | トップページ | 16~17世紀の医者 »

2014年3月12日 (水)

プラートの商人

船が失われると、妻に向かって、
その知らせを隠すどころか広めるように言いつける。
そうすれば彼は貧乏になったと思われて、
税金がやすくなるだろうというのである。
「すべての友人にわたしの事情を知らせてくれ。
海で捕まった4~5隻のガレー船には、
うちの全財産の半分が載せてあったと、
そして神のお助けがなければうちは破産だと。
そういうよい知らせがあるのに口をつぐんでいてはいけないよ」

 (プラートの商人 p173)

悪い知らせも利用する

|

« モンティ・ホール問題 16 | トップページ | 16~17世紀の医者 »

98 経済史やオランダの歴史」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: プラートの商人:

« モンティ・ホール問題 16 | トップページ | 16~17世紀の医者 »