モンティ・ホール問題 5
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貨幣経済がさかんになるにつれ、
優れた歌手は大聖堂で聖歌やポリフォニーを歌うことに対して、
報酬を得られるようになった。こうして、
プロの音楽家として生計をたてる道が開かれた。
歌えば歌うほど、彼らの歌唱力に磨きがかかった。
やがて彼らは伝統主義者のいう
「遍歴芸人もどきの卑猥な歌い方」に熱中するようになった。
つまり、聖歌を歌うときですら音を響かせたり、
華麗な装飾をほどこすようになったのだ。かくして、
才能に恵まれた音楽家は今日もそうであるように、
演奏と作曲で名人芸を発揮することを、
最大の目標とするようになった。
(数量化革命 p196)
貨幣経済が芸術を発展させた!
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公職につかなかったのは自分の仕事が忙しくて
暇がないからだが、どのみち実際にヨーロッパを
動かしているのは、執政委員たちや城代たちではなく、
自分のような商人なのだ。戦費をまかない、
同盟を結ばせているのは彼らの金であり、
外国の王侯が求めているのも彼らの友情なのだ。
(プラートの商人 p100)
14世紀頃のイタリア商人のセリフです。
昔から政治より商業の方が大事だったんですよ!
政治より金儲けです!
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西ヨーロッパでは、貨幣の縁を削り取って、金属の破片から
新たな貨幣を製造する「フィース」が職業として確立していて
それで、生活している人もいたそうだよ。
これをやられると困るから、金持ちは
金持ち同士にしか使わない高額硬貨をつくって
一般には流通しないようにしたそうだ
ちなみに13世紀ごろの話
(17世紀前半西ヨーロッパにおけるニュルンベルク為替銀行の意義)
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70年代以前は、開発はほとんどの場合、
GNP全体や一人当たりGNPの急速な増大が仕事や
その他の経済的機会という形で
一般大衆に「トリクルダウン(浸透)」する経済現象か、
あるいは成長による経済的、
社会的利益をより幅広く分配するための必要条件を作り出す
経済現象であると考えられてきた。
「成長という仕事を成し遂げる」うえで、
貧困、差別、失業、所得配分などの問題は、
2次的な重要性しかなかった。
(開発経済学)
開発経済学の本の冒頭にこんなことが書いてあった。
開発経済学って結構、面白い事書いてあるのに
マイナーだよなぁと思う。
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