正直か!嘘つきか!ゲーム理論5
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
思っていたよりもずっと面白かったです。
予告編がつまんなそうな映画は面白い!という
私の理論があるのですが、今回もあたりです。面白かった!
たいていの宇宙人やらテロリストは交通とか基地とかの
インフラを攻める事は多いんですけど
金融を破壊する事はあまりないですよね。
あってもたいてい失敗します。ちょっと損をさせても
金融システム自体を破壊するような事はありません。
歴史映画だとたまにありますけど
悪い金持ちがやっつけられてザマーみろ!くらいなもんです。
しかし、今回のベインさんは金融破壊して
お金持ちは全て追放します。
もちろん交通も破壊します。
これで資本主義はお終いですね!やったぞ!
とはいかないで、やっぱり大変な事になります。
もはや世紀末です。
市場という物々交換システムの無くなった世界は暴力で支配されます。
弱肉強食ですね。
いやーそれにしても良くこうゆう映画が出来ましたねー
凄いです。面白かった。
ちなみにたとえこんな状況になっても
商魂逞しい商人たちはちゃんと商売するんですよね~
凄いぞ!市場原理!
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
大抵の場合、法律と経済は仲が悪い物だとされています。
法律は公平を経済は効率を求めるからです。イメージ的には
この二つが両立しないか?というとそうでもありません。
ちゃんとルールがあった方が効率的な事も多いのです。
特に個人でなく全体の利益を考えるとそうなります。
たとえば、利益が出たぞ!っと会社がいっても、
どんな計算をしているかを
まったく分からなければそれを信じる人はいないでしょう。
もし、みんながしっかりルールを守る!と信じているとき
ルールを守らない人がいると、その人は良いかもしれません
粉飾決算で儲けようとしている人は大儲けです。
でもこれでは、社会は大迷惑です。
そこで法律です。ちゃんとルール通りにやらないと罰があるよ
こうする事によって個人はともかく社会の効率性は良くなります。
特に、相手がウソをついているかもしれない時は有効です。
ゲームをするときに「ルールを守ってみんなで楽しく」
ってのは正解ですよね!
ちなみにマイナスの側面もあります。こんなケースです。
危険球を2回目に投げた投手と監督は
たとえどちらのチームでも退場にする。
これは、1回目は仕方ない、偶然かも知れない。
でも2回目はビーンボールに違いないから禁止する。
さてこの効果はあったでしょうか?
結論から言うとむしろ危険球は増えました。
報復をされる危険が減ってしまった為、安心して
危険球を投げるようになってしまったのです。
ちゃんとインセンティブを考えないと
マイナスに働くかもしれない事も考えてルールは作りましょう
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
たいてい良い意味では使われませんフリーライダー!
フリーライダーとはみんなで頑張ってるときに楽してしまおう
というずるい作戦です。いますよね?きっと
フリーライダーが発生するのはこんな場合です。
「絶対お得だから、必ず実行する!」そして
「実行してしまったら、それを使うのを妨害出来ない!」
たいてい公共物です。道路とか公園とか
一度作っちゃうと、かってに使うな!とは言い難いですし
しかも凄く便利です。
じゃあ協力しなくてもいいよね!絶対つくるんだし!
フリーライダー発生です。
絶対儲かる所には必ず発生してしまいます。フリーライダー!
そういった意味では絶対に防ぐ事は出来ません。
便利であればあるほどフリーライダーである動機は高まります。
そうゆう意味では、全員から税金を徴収するってのは
なかなか理に適ってますよね?
それに好みの問題もあります。
「私にとって良い」は必ずしも「あなたにとって良い」ではないですし
経済学は煮え切らないですね。スパっと解決出来れば良いのですが
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)