教師にも競争原理を!市場均衡5
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世の中なにかと利害が対立します。
そんな時には、有利に利益を得ている人から
不利な人へいくらか分けてあげれば
双方に不満は無くなります。
ただし、理屈の上では…
現実にはいくら有利と言っても必ずしも
相手に払えるお金とかがあるとは限りません。
名誉とか幸せを交渉材料にするのは難しいですし
現実的ではありません。
じゃあどうしようか?という話なんですが
正直言って魔法の様な解決策はありません。
ついでに言ってしまえば、経済学には問題を
ササッと片づけてくれる様な素晴らしい理論はありません。
ほとんどの問題は、臨機応変に対応する。で
なんとかなってしまうと思いますし、色々な種類の問題に対して
解決策を出せる様な法則なんて気持ち悪ですし胡散臭いです。
しかし、どうして良いか分からない時、普遍的な理論は
大きく間違わない為に役に立つのではないかなぁ…と思います。
人間には偏見とか固定観念とかありますからね。
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世の中みんながお金持ちではないのです。
交渉をするにしても「材料」がなくでは出来ません。
しかし現実には「材料」を持っている人は
多くはないと思います。
なんだ!役に立たない。と思う前に
化学物質を垂れ流している企業と住民ならどうでしょうか?
企業はともかく、住民はお金を持っていません。
じゃあ交渉は出来ないのか?
こんな時は住民がどれだけ付くって良いか決められるように
すればいいのです。
そん事は現実的でない様にも感じますが、
二酸化炭素排出権などが良い例だと思います。
こうする事によって企業は一生懸命になって
二酸化炭素を出さない様にします。
逆に、企業の良心に従った場合ばどうでしょうか?
こんな例があります。
水俣病です。
この病気は水銀との因果関係がわかってから12年も
水銀を排出していました。
結局、規制や技術の発展や公害のない技術へ費用の保障などが
始まらなければ、企業は何もしてはくれなかったのです。
いまと当時では社会情勢が全然違いますが
当時は高度成長で公害に対して文句をいう人などいませんでした。
だから単純に住民に権利を渡せばと言うほど
簡単な問題ではありませんが
しかし、規制が始まってから2~3年で
新しい生産方法が見使ったそうです。
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