レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで(75点)
得点70点(人間の弱さ、脆さを見たければ85点)
感想
とても丁寧に作られた映画だった。
ストーリーは単純。
退屈な日々に不満をもつ夫婦が、現状を打破する為に
すべてを捨ててパリへ移住をしようとする。
しかしそんな時に夫の出世、妻の妊娠。
普通ならば幸せのはずが
平穏よりも理想を好む妻の行き場のない感情。
現実を見る夫が妻を受け入れようとするが
踏ん切りがつかずモヤモヤしている感じ。
二人は激しくぶつかり合う。
平凡なストーリーだが演技がとても良く引き込まれる。
ラストに整理された部屋、美しい妻、優雅な朝食。
こんなにも恐ろしいシーンはない。
この夫婦が出合った時の激しい感動をもう一度味わう為に
行う選択はあまりにも重い。
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