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2009年2月

2009年2月22日 (日)

フェイク シティ ある男のルール(70点)

得点65点(キアヌが好きなら70点)

感想

法では裁けない悪者をバンバン銃でやっつける。

一言で説明するとこんな感じ。

特に目新しいシーンやストーリーはないけど

期待通りにストーリーは展開していくので

不良警官が金と権力にしか興味のない豚のような

くそヤローをぶっ殺す。みたいなストーリーが好きなら

おすすめです。

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2009年2月15日 (日)

ヘブンズ・ドア(75点)

得点70点(お金で買えないものが好きなら75点)

感想

まだ海を見た事のない少女の為に海へ行くのが主なストーリー

しかしこの映画、その為に手段を選ばない。

残りの人生が少ないだけあって

車は盗むし銀行強盗までしてしまう。

途中、資本主義の悪者から莫大な金(何億円くらい)を

偶然手に入れてしまう。しかし

悪者が血眼になって探すそのお金はいつの間にか

彼らの手にはなくなっている。

残り僅かの彼らにとってお金とはそんな物だし

社会的信用もどうでもいい。

(倫理的には問題ありますが映画ですので大目に見るとして)

実際こんな状況になる事はありえませんけど

そうなってしまった時、死ぬほど大事なこの2つが

なんて無価値になってしまうのでしょう。

それにしても「最高の人生の見つけ方」でもそうでしたが

死に際にはいい景色が見たくなるものなのでしょうか?

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少年メリケンサック(70点)

得点65点(暇なら70点)

感想

パンクを題材にして2時間観客が飽きない様に映画を作ったら

こんなのが出来ました。といった感じ。

面白いですが心に残るほどでもないです。

ギャグが下ネタなので、そうゆうのが嫌いでなければ

そして、他に見たい物がなければ。

正直「デトロイトメタルシティ」と比べると劣ります。

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2009年2月 8日 (日)

感染列島(85点)

総合75点 (邦画が好きでB級パニック映画が好きなら85点)

感想

想像していたよりずっと良かったです。

特に前半の一人の感染者からどんどん病気が広がっていく所は

かなり現実的に描かれていました。

政府の慎重すぎる対応、病院の混乱、住民たちのエゴ

特に、病気の発祥地と疑われた人へ住民がどんな事をするのか

病気が蔓延したと分かると、

われ先にとスーパーへ食料を買い溜めするシーンなんかは

嫌な事ですけど現実に起きたらやはりこうなってしまうのでしょうか?

ストーリーの後半は日本社会よりも

医者とウイルスの戦いがメインになります。

ラストの台詞は心に残る物でしたが

前半の社会が混乱していく様子が良かっただけに

ちょっと肩透かしをくらったような気がしました。

確かに、ちょっと御都合主義的な感じがしたり

詰めが甘かったりしますが

それも味があって良いと思います。

オススメです。

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2009年2月 7日 (土)

レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで(75点)

得点70点(人間の弱さ、脆さを見たければ85点)

感想

とても丁寧に作られた映画だった。

ストーリーは単純。

退屈な日々に不満をもつ夫婦が、現状を打破する為に

すべてを捨ててパリへ移住をしようとする。

しかしそんな時に夫の出世、妻の妊娠。

普通ならば幸せのはずが

平穏よりも理想を好む妻の行き場のない感情。

現実を見る夫が妻を受け入れようとするが

踏ん切りがつかずモヤモヤしている感じ。

二人は激しくぶつかり合う。

平凡なストーリーだが演技がとても良く引き込まれる。

ラストに整理された部屋、美しい妻、優雅な朝食。

こんなにも恐ろしいシーンはない。

この夫婦が出合った時の激しい感動をもう一度味わう為に

行う選択はあまりにも重い。

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20世紀少年 -第2章- 最後の希望 (65点)

得点60点(小泉響子が好きなら65点)

感想

相変わらず演出がくどいというか、過剰だった。

もっとシンプルに作ればいいのに。

「ともだち」が誰なのか?というミステリー風にすればいいのに

しょうもないアクション映画になってる。

すばらしいのは小泉饗子。本当にそっくり。そのまんま。

それだけにエイロムエッサイムズを出して欲しかった。

このバンドの追っかけをしているちょっと変わった女の子ってのが

チャームポイントなのに。

どんな感じの音楽なのかもとても聴きたかった。

権利の問題なのかな?残念!

他の感想をみると、エロイムエッサイムズの話題

まったくないんだけど、みんな興味なかったのかなぁ。

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2009年2月 1日 (日)

チェ 28歳の革命(70点)

得点60点(戦争が好きなら70点)

感想

革命というのは簡単に言ってしまえば

旧体制を倒す事、ようするに戦争をする。

だからどうしても戦争シーンが多くなる。しかしです

今までの戦争映画と違う所はとても現実的に作られている所です。

兵隊を集め、訓練をして、脱走されたり、兵隊に罰を与えたり

時には負たり、もちろん最後には勝つのですが

とても生活感があります。

逆に言うと興味がなければ退屈なシーンが多いのが欠点。

思想的なものより、リアルな戦争を描いているのは意外でした。

チェ・ゲバラにしても

「こうゆうルールやら規律に厳しい上司いるよなー」

と思ってしまうほど人間らしく表現され

なんとなく共産主義が行き詰ってしまった理由が

分かるような気がしました。

興味があれば見ても良いと思います。

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